惚け茄子

f:id:hatakenogochiso:20190630224124j:image
ベジフルコミュニティー茨城は、日立市のうのしまヴィラで、茄子の勉強会を開いた。


f:id:hatakenogochiso:20190630224237j:image

本日の講師は、県職員で野菜ソムリエの関口さん。仕事や、実地体験に裏打ちされた話は、単なる頭だけの知識とは異なる興味に溢れていた。

茄子の総生産量日本一は、群馬県の館林部会で、その生産の多くを担っているのは、近くの茨城県の生産者達だとか。

生産者にとっては、所属県よりも、運びやすい所、お金になる相手の方が現実的だろう。

長野県の野沢菜漬けも、茨城で生産した野沢菜を、茨城で下漬けして長野へ出荷しているのだと聞いたことがある。どちらの方が、儲けが大きいのだろう。

生産量や収入を、競ってみても仕方がないのかも知れない。しかしながら、みすみす収入や名誉を他に譲ってしまう人の良さが、どうも気にかかってしょうがない。育ちのよいボンボンのよう。恵まれているから…と言われれば、そうなのかも知れないが。

少し考えてみても、良いのかもしれません。「惚け茄子!」と言われないように。



f:id:hatakenogochiso:20190630230308j:image