サービス続き

突然の電話にうろたえて、思わず送信してしまった。尻切れトンボの「サービス」

続き

ホテルには電話で到着が遅れることを伝えておいた。しかし、いろは坂に乗ったとたん、車はほとんど動かなくなった。逃げ場の無いいろは坂で、私達は三時間以上も我慢した。幸い息子がぐっすり眠っていたので、一台前の高齢者クラブのバスが老神温泉行きだったので、果たして目的地に着けるのだろうかと、お年寄りたちの心配をしていた。

ホテルに到着したのは、夜の9時を回っていたかと思う。真っ暗な中禅寺湖。ペコペコのお腹。何も食べずに眠れるだろうかと考えながら、長時間窮屈な思いをした体を伸ばした。と、そのバトラー(執事)といった感じの年配の男性が、外まで迎えに出てくれていた。

続きをまた後で。