個人店の良さ


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個人店の良さって何だろう…

そんなことを、息子と話していました。

畑のGOCHISOの周辺は、最近急激な宅地造成が進んで、どんどん緑が減って行きます。お店もまた、急に経営者が替わったり、撤退したり。そうした環境の中で、個人の飲食店が生き残っていくための方法は何か…?儲けの少ない飲食業は、修理代や税金、手数料等に桁違いのお金を持っていかれます。『なぁーんでこんなことやってんだろう…?』と思うことも度々。沢山儲けたい!と思うならば、昔ながらに支店を増やすとか、大きな資本の下に入ったりするのでしょうか。

珈琲が淹れたくて始めたお店。お客様の顔が、すぐそこに見えるお店。皆さんの声や笑顔を、間近に感じられる店。自分の作りたいものを料理して、お客様に喜んで貰える幸せ。

そういうことがあるからこそ、地道にずっと個人店でやって行きたいのかもしれません。冒頭の写真は、昨年奈良へ行ったときに見つけた、「くるみの木」というカフェの写真です。

石村由起子さんという女性が、35年前に作ったカフェと雑貨のライフスタイルショップは、少しも古くさくなく、緑の中に素敵に存在していました。そんなお店を創って行きたいなと思います。いつまでもお客様に愛される、時代も環境も超えて生き残ることの出来る店作りをしていきたいなと思っています。